海の生き物から役に立ちそうな化合物を探す中で、たくさんの変わった分子構造の化合物が見つかりました。その中でも、長い一本の炭素鎖をもつ、生体高分子ではない分子としてはとてもサイズの大きなポリケチド化合物がたくさん見つかっているのが特徴的です。
ここは、そんなポリケチド化合物(ポリオール化合物や梯子状ポリエーテル化合物など)の情報をメモしておくためのサイトです。
今年も Marine Natural Products の総説が来ましたね。2024 年版です。
昨今は有象無象の論文誌も増えたので、自力で新規化合物を追うのは難しいから、1年ほど前のものでも報告された化合物を網羅してくれるのは毎年助かります。自分の研究に近い大きな分子の化合物の論文でも、先行研究の一部しか引用してくれてないと見つからなかったりしますし。(成果がすごくても引用が下手な論文はよろしくないと教わったのですが)
新しい大きなポリケチド化合物はやはりなかなか見つからないもので仕方ないのですが、既知の大きな化合物の構造確認・訂正やデータ解析を深化させてくれたのはこの化合物群にとってはありがたいことです。新しいものを見つけることの方が目立ちますが、これらも大切なことですから。